ご安全に! トムと申します。
今回は私のイラストの作業工程をまるっと公開しようと思います。
どうやって描いたらいいかわからない方は参考にしてみてください。
大ラフ
最初のラフはアナログで紙に描いていきます。
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私はアナログの方が描きやすいですが、
デジタルに慣れている人は最初からデジタルで描いても問題ないです
白い紙に鉛筆で小さな枠を描きます。
その枠内にイメージを簡単に描いていきます。
これをいくつか制作し良いものを清書していきます。
今回は2パターン描いてB案のイラストを清書することにしました。
ラフ
大ラフをPCに取り込みCLIP STUDIO PAINTを使用してラフを描いていきます。
取り込んだ画像の明度を下げて、上に新しいレイヤーを追加します。
追加したレイヤーに大ラフよりも詳細なラフを描いていきます。
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下書きの明度は10%くらいで描いてます。
明度をもう少し上げて色を青にするのもオススメ
カラーラフ
今度はラフに色をつけて絵全体のイメージを固めます。
砂浜に座ってポーズをとっているイラストにしようと思いましたが
描いてみると物足りなさを感じたので寝転び構図に変更しました
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カラーラフの時点で完成形に近づけておくことで
清書したときに失敗しづらくなるよ
線画
カラーラフを元に線画を起こしていきます。
線の太さによって印象が変わらないように注意しつつ
線の強弱をつけて描画します。
頭・胴・顔のパーツで大きくレイヤーを分けると後から
修正しやすいですよ。
今回は上の3項目に加えて髪の毛もレイヤーを分けました。
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ラフをちゃんと作っていれば
ここはそこまで大変じゃないね
着彩
最初にベタ塗りした後に陰影をつけます。
影は乗算レイヤー、ハイライトを加算発光レイヤー・覆い焼きレイヤーなどを使用します。
影色は赤を使用。
彩度の高い色で影を入れると、絵を汚さずに陰影を表現できる気がします。
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色ごとにレイヤーを分けると色を変えたい時に便利だよ
でもレイヤー数が増えちゃうデメリットもあるんだ
仕上げ
仕上げ工程では細かい部分を微調整し絵をブラッシュアップしていく。
海と砂浜のシェイプがくっきりくぎられていた。
悪くはないかもしれないけどゴールドシチーのプロポーションに視線誘導したかったので
海の透明度をさらに下げて、サンゴと魚で色味を追加した。
光彩やぼかしを追加。
グラデーションマップを使用し明暗差とコントラストをUPして完成!
以上が私のイラスト制作工程でした!
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まだまだへたっぴだワン
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うるせぇー!これからまだまだ上手くなるんじゃーい
まだまだ上手くなるための練習法
イラスト3ヶ月上達法のやり方もチェックしてみてくださいね!
それではまた!ご安全に〜