ご安全に!
プロイラストレーターのさいとうなおきが提唱するイラスト上達法
通称「3ヶ月上達法」って知ってる?
この練習法は多くの絵描きが実践し結果を出した非常に効果の高い練習法です。
今回はこのやり方について解説します。
また皆さんがこの練習方を実践できるようにテンプレートも準備するので
読んで満足するのではなく一緒に実践していきましょう。
さいとうなおき イラスト講座本!
→今すぐチェック
イラスト3ヶ月上達方のやり方
※YouTube動画が視聴できないためbilibiliのリンクを添付しております(追記2023/4/3)
はじめに
始めに皆さんにお伝えしなくてはならないのは
この練習方はPDCAサイクルを短期間に高速回転させる非常に大変な練習法だということです。
人によっては絵を描くことが辛くなってしまう可能性もあります。
その点ご注意ください。
こんな人にオススメ
- 短期間で絵が上手くなりたい!
- 真剣に自分の絵に向き合いたい!
- 絵を仕事にしたい!
こんな人にはオススメしない
- 楽しく絵を描きたい
- まとまった時間が取れない
- コツコツ練習したい
①理想の自分の絵を決める
まず最初に目標となる絵師を決めましょう。
自分が一番好きな絵柄を選んでください!
3ヶ月間向き合うことになるイラストですので自分に嘘をつかずに選びましょう。
そこまで気にすることではありませんが、あまりにも作品が少ない絵師さんを選ぶと後々参考資料が少なくて困っちゃう可能性もあります。
好きな絵柄が沢山ある場合もお手本を1つに絞りましょう
決めるのが難しいという方はこちらの記事をオススメします。
イラスト系YouTuberをまとめております。
②その人の絵柄でオリジナル作品を描く
ここは自分の実力を知る段階です。
参考にする絵柄を真似してオリジナルの作品を本気で描きましょう。
これがあなたの今の実力の基準になります。
※模写やトレースではないので注意してください。
何を描けば良いのかわからない場合は二次創作でもOK!
何を描けば良いのかわからない場合は二次創作でもOK!
全然上手く描けない;;
もうやーめた
まだ描けなくて当然!
ここで上手く描けないからと諦めないでください。
③自分の絵とお手本を見比べる
それでは先ほど描いたイラストとお手本のイラストを並べて見てみよう。
自分のイラストがお手本と違いすぎて辛いかもしれません。
しかし、ここはグッと堪えて自分の絵と向き合いましょう。
お手本と自分の絵とのギャップや思ったことをノートに書き出しましょう。
書き出したことの中で一番重要だと感じたこと
それが今のあなたが取り組むべき課題になります。
どこから手をつけて良いかわからないワン
顔>体>手
と優先順位をつけて課題設定すると良いよ
④1点に絞って練習する
③で設定した問題点にフォーカスして練習しましょう。
この段階で自分の課題にデッサンや模写であれば行います。
ただし自分の課題の範囲内に留めてください。
ダメな例
課題:顔のパーツのバランスを整える
練習:顔のデッサンや模写をして、ついでに人体のデッサンや模写もする
良い例
課題:顔のパーツのバランスを整える
練習:顔のデッサンや模写をする。顔のバランスに関係ない練習はしない。
この例では、課題が顔のパーツのバランスを整えることなので、ついでに人体のデッサンをする必要は無いです。
目的のない練習は意味がないので、自分の課題にのみ注力しましょう。
どれくらい練習すれば良いの?
1日2〜3時間くらい、発見があるまで練習をつづけるのがオススメ
ただし、漠然と練習するのはNG
何か新しい発見をするという意識を忘れないようにしましょう。
⑤練習したことを反映して②に戻る
さて、問題を解決するための課題発見・練習をすることができました。
これらを通じて得た発見や仮説を反映して今の本気のオリジナルイラストを再び描きましょう。
あとは②〜⑤を何度もを繰り返し行うのみです。
辛くなってきたら最初の方に描いたイラストをリメイクしてみましょう!
きっと最初よりも上手く描けるようなっているはずです。
そうやってモチベーションを維持しつつPDCAサイクルを回していきましょう!
この練習してたらオリジナリティーが消えちゃいそうだな
大丈夫だよ!
個性は消そうとしてもそう簡単に消えるものではありません。
気にせず練習しましょう!
上達法計画表をダウンロード
練習するときに使用できる計画表を私なりに作成してみたので使用してみてください!
上記リンクをクリックするとGoogleドライブ移行しファイルをダウンロードできます。
ご利用の端末にダウンロードしてご利用ください。
PCの場合は、Excelもしくはスプレッドシート にて使用可能です。
このテンプレートに自分の問題・課題を記入していくことで
自分の課題を見える化しより円滑に練習できると思います。
また、後から見返すことができるので自分の課題は何だったのか、そして現在その問題は解決できているのか振り返ることができます。
ぜひ活用して3ヶ月上達方を始めましょう!
具体的にどんな絵を描きたいか決まらない方にはこちらの記事がオススメ!
さいとうなおきオススメ【絵が上手くなる本5選】
気になる方はチェックしてみてね!
それではまた〜